たまにインパーク・その6(2004年11月3日)

●スタンダードなパークが一番さ
ひさびさの晴れた休日、私は東京ディズニーランドへひさしぶりに印パークした。この日を選んだのは、ハロウィンのイベントが終わり、クリスマスイベントまで間がある、何もない日だったからである。
私は、スタンダードなパークが好きだ。昔はわりと、イベントがない日は多かったんだけれど、最近は麻薬を打つように絶え間なくイベントという客足増加作戦を展開しているのが、気に入らない。

それはともかく、8時開園だったのに、かなり疲れていた私は、10時過ぎに入園する。イベントないし、週の真ん中だから、そんなに混んでないかな、と考えた私の読みは外れた。子供と親子連れを中心に、まあ、人が多いこと。イベントが頻繁になく、シーもなかったら、文化の日はとても混む日だというのは身体で覚えているけれど、まさか今も混む日だとは……。

しかたないので、まずはホーンテッドマンションのファストパスを取得。ここって、日中はいつも、それなりの待ち時間があるから、あった方がいいけれど、ここにまで、採用されるとはね……。

混み具合はかなりのもので、11時時点でホーンテッドマンション、ビッグサンダーマウンテンは100分待ちだった。……わかる人はだいたいこの日の入場者はこれでわかるだろう。

まずはマークでアメリカ河を一周したあと、ひさしぶりにラッキーナゲットカフェで食事をとる。なんか、昔より、まずくなったような気がするのは気のせい? 昔はもっと、ぱりっとした揚がり方だったと思うが、べったりとした脂っこさで、はっきりいって、まずかった。……ここのポークビーンズが好きだったのに、もうなくなっているし。
ここは、ステージもあったり、まあ、いろいろと思い出もあるレストランで、好きなんだけれど、メインの料理がこれて゜は、先が思いやられる。

……アトラクションは総じて長い待ち時間であったが、私は基本を守って、ほとんどあまり並ばずに、それなりに楽しんだ。

ついでに、初めて、オーミニーとかいうショーを見る。あの、みんなで踊る振り付けは、あの狭い場所で踊るのは無理なんじゃないの、とは思ったけれど、まあ、おもしろかった。個人的には同時間に開催されているワンマンズドリームとのキャラクターの出演時間の割り振りがおもしろく感じたんだけれど。
でも、ミニーマウスをメインに掲げているなら、やっぱり、ステージには出続けないと、なんか、変な感じだと思う。

ひさしぶりのパークでびっくりしたことの一つはポップコーンワゴンが増殖していたことである。カストーディアルキャストへのいやがらせだろうか。エリアがポップコーンのカスで荒れていたのは確かである。

カストといえば、ウェスタンランドのペコスビルカフェでひさしぶりパイが復活した。私の好きだったベーコンエッグパイは復活しなかったが、ミートパイが復活。でも、このパイの食べカスがとてもスイーピングしにくいのだ。本当に大変だった……それがまた復活するとは、現役の人も大変だねぇ、と思いながら、ぽろぽろとカスを地面に落としながら食べたんだけれど。

ワンマンズドリームも見ました。二回目なんだけれど、やっぱりいいね。そりゃ、個人的には昔のワンマンの方がいいんだけれど、やっぱりピーターパンが空を飛ぶところとか、魔女たちが出てくるところは、かっこいいと思う。でも、バグズライフはウォルトが死んだあとの話なのに、なんででてくるのさ。
といっても、最後、キャラクター総出演でワンマンの歌を歌うのはいいね。ディズニーには、こういう素直な感動を作り続けてほしい。無理やりな作られたものじゃなくって。

ホーンテッドマンションもよかった。ナレーションというか、案内の声が、いつもの人から、映画で執事をしていた人の日本語版の声の人だったね。すっかり、違うアトラクションになったような感じだった。本当におもしろかったです。こんな感じでほんかのアトラクションもたまに、バージョン変えたほうがいいかも……っていうか、そういうつもりなのだろうね。作り直すより経費は安いし時間もかからない。
よくなるとかじゃなくって、違うものとしてできるなら、いいんじゃないかね。

それにしても、パークは混んでいる。こんなに混んでいる日にインパークしたのは、何年ぶりだろうか。人がたくさんいて、地面にはポップコーンのごみに染み……それらを見ていると、なんか精神的に疲れてきてしまい、ふっきるようにアトラクションとショップ巡り。空いているところから狙う、常道的なパターンでいったのだ。

……夕方になると、子供連れは消えて、全体的に空いてきた。同時に寒くもなってきた。この時期あたりから、日中と夜との寒暖の差が激しくなってくる。
そんな中で、待ち時間が短くなった人気系アトラクションにいくつか乗り、最後はジャングルクルーズで終えた。例のイラクのことで、サムの話がまたおかしくなっているのではと危惧したが、健在でした、サムのジョークは。私は首がまわらないというオチが好きなんだけれど、最近やってくれる人がいなくて、ちょっとさびしい。

花火は風が強くそれも方向的に無理だなと思っていたら、やっぱり中止だったので、さっさとパークから出て行った。クリスマス商品も売っており、ショッピングバッグもクリスマスなのだが、公式的にはイベントは始まっていないということで、ちょっと変な感じだであるけれど、イルミネーションは綺麗でした。